諏訪二葉高等学校校歌
作詞:五味智英
作曲:平井康三郎
一、さはやかに万象醒めて
甲斐信濃 飛騨の高嶺ゆ
天地の息吹流らふ
朝明けの心素直に
瑞々し緑は萌えて
伸びゆかむ 二葉の子等は
二、きよらかに日は押し照りて
銀の諏訪の湖の面に
立ち渡る虹の七色
憧は青雲遠く
おのがしし誇をのせて
集ひ来ぬ 二葉の子等は
五、土凍る雪を凌ぎて
わき出づる丘の泉に
いくそたび吾等かへりて
新しき生命を汲まむ
魂の永久のふるさと
学び舎のその名は二葉
諏訪二葉高校の前身は諏訪高等女学校。男子校であった旧制諏訪中学校(現諏訪清陵高校)とは、両校の高校昇格に際して「諏訪高等学校」の校名を巡り対立したことから、互いの校名を「諏訪清陵」、「諏訪二葉」とした。
昭和20年代には「諏訪清陵・諏訪二葉混声合唱団」を作って活動していた。文化祭前にはお互いの学校のブロンズ像に「寒いから」といって服を着せるなどいたずらをし合っていたようである。
諏訪清陵高校に伝わる学生歌「ボロボロ校舎」は諏訪二葉高校二葉会(生徒会)の会歌を替え歌したもので、当時の清陵生の二葉高校に対する憧れを感じさせる。また、諏訪清陵高校の校歌指導では「伸びゆかむ 清陵の子等は」と二葉高校の校歌を替えたものを新入生に教えていたこともあったという。
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